お腹で育てることの意味

お腹で育てることの意味

子宮の中で育つことが赤ちゃんにとってどれほど大切なことか
妊娠22週0日~36週6日で生まれた赤ちゃんを早産児、と言います。

 

なぜ22週未満以降なのかというと22週未満で生まれた赤ちゃんは、
子宮の外で生命を維持することが不可能なため
医学的にこのように区別されているのです。

 

1周間で影響の差がでることも

お腹の中に居た期間が短い子は、正期産に近い36週と
正期産である37週で生まれた赤ちゃんと変わらないのかと言われれば
答えは「NO」です。

 

もしも体重がほぼ同じ重さであったとしても
36週で生まれた子は内臓機能が十分に完成されていない場合があり
黄疸が強く出てしまったり、肺機能が完成されていないためにしばらくは
人工呼吸をつけるケーズもあります。

 

もちろんそれほど影響のない子もいますが
赤ちゃんにとっての体内にいる期間は「たった」1周間ではなく
一週間「も」といえるほどとても大きな差なのです。

 

子宮での成長ぶり

赤ちゃんの臓器は、妊娠初期には作られています。
でもきちんと動くことのできない「未成熟」な状態です。
十分に機能することを「成熟」といい、妊娠経過が進むに連れてだんだんと成熟していきます、

 

臓器によって、その時期は異なりますが
すべての臓器や機能が成熟し、きちんと働くようになるのは
正期産に入ってから、つまり予定日ころです。

 

子宮の中で赤ちゃんは猛スピードで成長していきます。
その一日は、外の世界で成長する一日とはとても比較になりません。

 

その差を外の世界に出てから取り戻すためには子宮の中に過ごしていた時の数倍もの時間と
十分な医学的サポートが必要になります。
それほど、子宮の中の成長は赤ちゃんを育成、成熟させていきます。

 

医療が発達した今でも、子宮と同じ環境を作ることは不可能と言われています。

 

「子宮で育てられる」のは、ほんとうに素晴らしいことです。
いちにちでも長くお腹の中にいることが赤ちゃんの成長には大変重要なのです。

 

妊娠中にも大切にしておくこと

子育てはとても大変です。
特に産後すぐは数時間おきの授乳、合間にオムツ替えや沐浴
ぐずりなどで24時間体制。

 

最近は実父母にも育児を手伝ってもらえない、もらわないお母さんが増えているようですが
子供はたくさんの人に可愛がられる方がいい笑顔になります。

 

もしも赤ちゃんが早く生まれても、困難が訪れても
母子を見守り支えてくれる環境にいるお母さんは強くなれます。

 

妊娠中の今から、人と人との結びつきを大事にし
これから誕生する赤ちゃんの笑顔と幸せにつなげていきましょう。